フォーラムエイトは、2015年の神戸開催以降、6度目となるプラチナスポンサーとしてSIGGRAPH ASIAをサポートしています。

毎年、会場では、論文発表と併催で、展示コーナが設けられています。最新のモーションキャプチャーシステムのライブデモ、世界中のスタートアップを含めた、XR・CG・映像処理関連ソリューション、ハードウェア機器の展示等、最新の情報を収集できる機会として提供されています。

当社ブースでは、「Japanese VR CG Software that can Realize Digital Twins and Metaverse～Build/Experience the Metaverse with VR CG and WebVR!～」をテーマに、今回は各種3D空間をメタバースとして展開するWeb VRプラットフォーム「F8VPS(FORUM8バーチャルプラットフォームシステム)」、F8NFTS(FORUM8 NFTサービス)」デモ体験コーナを設け、3次元バーチャルリアリティソフトウェア「VR Design Studio UC-win/Road」、統合型3DCGソフトウェア「Shade 3D」、クロスプラットフォームゲームエンジン「スイート千鳥エンジン®」を、Exhibition Hall1にブースを設け出展しました。オープンから最終日まで連日多くの来場者があり、大変盛況となり、ゲーム業界での工学的なモデリング情報の活用を目的としたUC-win/Roadや、各種イベント等でのメタバースF8VPSの利用検討について多くのご相談がありました。

F8VPSによるメタバース体験コーナでは、6台のクライアント同士から同じメタバース空間にアバターとしてログインし、チャット、通話、ビデオ会議などができる体験を実施。また、UC-win/Roadと時計型の心拍センサーを連携し、ドライバーの心拍をモニタリングしながら運転シナリオと連動で運転の体験ができる「スマートデバイス連携・ドライブ・シミュレータ」、UC-win/Roadとセンシングデバイスを連携したUAVジェスチャーコントロールシステム「ジェスチャーコントロールUAV」、「UC-win/Road」で構築した幕張のデジタルツイン空間の中を、シートが回転する「VR360°シミュレータ」、ジェットコースターVRを体験できる「VRモーションシート」、フォースフィードバック・トルク制御が可能な「ステアリングトルク制御自動運転シミュレータ」等、各種メタバース/XRソリューションを展示しました。メタバースの展示はとりわけ国内外の来場者から大きな反響をいただき、F8VPS、UC-win/Road利用のニーズが目立ちました。

今回のSIGGRAPH Asia Sydneyにて、FORUM8 AU PTY LTD代表のアニタ バーンズ氏に” Long Term Contribution Award”を贈賞、長年のディーラとしての活動に感謝を顕しました。以前からのコラボレーションにおいては、デシジョンジャパンのMultiframe、Maxsurfなどの製品のフォーラムエイトでの日本国内の営業権の譲受、2008年のシドニー事務所開設、その後、独自資本で会社を設立され、会社名にFORUM8を冠して、現在まで、オーストラリアの代理店として活動いただいています。

フォーラムエイト製品を活用し、高速道路プランニングにおけるVRプロジェクト、車両運搬船寄港地における車両運転訓練シミュレータの構築等、様々なプロジェクトを手掛けられてきています。

F8VPSによるメタバース体験コーナーの様子

アニタ バーンズ氏に”Long term contribution Award”を贈賞