New Products & Service VR・CG

Shade3D Ver.24

BIM/CIM対応 統合型3DCGソフト

IFC

●新規価格

Professional:107,800円(税抜98,000円)
Standard:52,800円(税抜48,000円)
Basic:21,780円(税抜19,800円)


●リリース2023年7月

Shade3Dプログラミングセミナー
日時 : 2023年8月1日(火) 9:30~16:30
会場 : 東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 : ¥19,800(税抜¥18,000)


Shade3D Ver.24では、メタバース向けのモデリング、編集機能に加え、BIM/CIMでは道路線形の強化・データ交換対応など、各分野の新機能対応、機能強化が行われます。今回は主な機能についての概要をご紹介いたします(画面は開発中のものです。予告なく変更される場合があります)。

道路線形

⼟⽊分野で標準的に使用されるLandXML による道路線形のデータ交換に対応します。道路線形をより扱いやすくするため、縦断線形の編集ユーザインターフェースを強化し、また道路面の作成により柔軟に対応するた めスイープ曲面の強化を合わせて行います。

ポリゴンリダクション

メタバース向けにモデルの軽量化を行う際に便利な新機能搭載、機能強化を行います。近景用のモデルを遠景用のビルボードやボックスモデルに変換する新機能に加え、ポリゴンリダクション機能はUVの維持などの実用性の改善を行います。


図1 ビルボード、ボックスモデル変換機能

スタンダードボーン

人型のキャラクターなどをメタバースに出力するとき、ツール間の仕様の違いから関節構造の調整に複雑な作業が必要となっていました。新たに追加されたスタンダードボーンは従来のボーンに制約を加えることで、互換性の高い関節構造の制作に対応しました。また、標準的な人体ボーンのプリセットにより、効率的にキャラクター制作を行うことができるようになります。


図2 スタンダードボーンによる人体構造

PBRマテリアル強化

物理法則をベースとした質感表現であるPBRマテリアルに新たなパラメータとしてクリアコート(二次光沢)、シーン(布類)を追加します。glTFへの出力にも反映され、メタバースも含めた表現力の向上が見込めます。


図3 クリアコートとシーンの効果

KTX形式 入出力対応(GPU圧縮テクスチャ形式)

GPU圧縮テクスチャ形式 KTX(Khronos TeXture) 画像ファイルの入出力に対応します。glTFにKTXテクスチャを含めることで、ダウンロードサイズを削減することができます。また、GPUにネイティブに対応したテクスチャ形式を使用することでGPU上のメモリサイズの軽減とパフォーマンスの向上が見込めます。


BIM/CIM設計照査ツール(別売オプション)

次期バージョンとして利用が進められているIFC 4.3の入出力に対応します。また、設計照査機能については「BIM/CIM関連基準要領等(令和5年3月)」への対応検証が行われています。


ブロックUIプログラミングツール(別売オプション)

業務向け、教育向けそれぞれに特化したインターフェースの拡充を行います。利用用途に合わせてツールボックスを変更することが可能です。その他、ツールボックス・ワークススペースの操作性改善、新規ブロックの追加を行います。


図4 プロックUIプログラミングツール 業務向けインターフェース


(Up&Coming '23 盛夏号掲載)

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