No.1
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蘇州イノベーションハブ開設

フォーラムエイトは2024年、新たな海外拠点として「蘇州イノベーションハブ(Suzhou Innovation Hub)」を中国蘇州に開設いたします。NFTやメタバース、Manga MeなどのAI活用システムの開発拠点として運営し、ITS世界会議およびSIGGRAPH Asiaなどの展示会への参加を視野に入れ活動していく方針です。研究室室長として、インゲ・シュナベル氏が就任いたします。

蘇州イノベーションハブは、今年1月にオープンした青苔国際工業デザインビレッジ(Qingtai International Industrial Design Village)に入居します。1月28日に行われた第一期入居式 オープニングセレモニーには、代表としてマーク技術顧問が招待されました。


No.2
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女性活躍推進法に基づく厚生労働大臣認定
「えるぼし」企業の「認定段階3」を取得

フォーラムエイトは、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく一般事業主行動計画を実施しています。このたび、同法の第9条に基づく「えるぼし」企業の「認定段階3」を、2024年1月9日付で取得しました。

本認定は、同法に基づいた行動計画の策定・届出を行った上で一定の基準を満たす企業が、厚生労働大臣からの認定として受けるもので、5つの評価項目として(1)採用、(2)継続就業、(3)労働時間等の働き方、(4)管理職比率、(5)多様なキャリアコースが設定されています。弊社は2017年にこのうち4項目の基準を満たし「認定段階2」を取得。今回、全ての項目において基準を満たし「認定段階3」を取得しています。

弊社では、全ての従業員がその能力を十分に発揮できることを目指しています。今後も、従業員がよりいっそう働きやすい環境作りに努め、先進的なソフトウェア開発とサービス技術の提供を通して、安全安心な社会の創造に貢献していきます。


No.3
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「建築BIM加速化事業」補助対象ソフトウェアのご案内

フォーラムエイトの提供するソフトウェアが「建築BIM加速化事業」の補助対象となるソフトウェアに選定されました。対象となるのは、UC-win/Road、F8VPS、Shade3D、Allplanの4製品です。

国土交通省が創設した「建築BIM加速化事業」は、建築BIMを活用する事業者の拡大を目的として、国が補助を行う事業です。

一定の要件を満たす建築物を整備する新築プロジェクトにおいて、BIMソフトウェアの導入費用、関連人件費やその講習費、委託費、PCや周辺機器のリース費などが補助の対象となります。

詳しくは建築BIM加速化事業実施支援室のサイトをご参照ください(下記画像をクリック)。

ぜひこの機にこれらのフォーラムエイト製品をお試しください。


No.4
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建設重機の透過表示コックピットシステムを
竹中土木/加賀電子/イマクリエイトと共同開発
~3次元設計データ目視による操縦でミス低減と安全性向上に貢献~

フォーラムエイトは、株式会社竹中土木、加賀電子株式会社、イマクリエイト株式会社と共同で、建設重機を対象とした透過表示コックピットシステムを開発しました。

本システムは、竹中土木と株式会社Delight Globalの共同開発による、従来の透明ディスプレイ製品と比較して高輝度での映像表示が可能な透過型LEDフィルムディスプレイを利用。これにより、明るい日中でも表示映像を視認しやすくなり、運転者が3次元設計データを目視しながら簡単に重機を操縦できることに加えて、側面ディスプレイの映像で重機アームにより隠れた部分も視認できるようになるため、ミスの低減や旋回時の安全性向上につながります。

フォーラムエイトでは、UC-win/Roadを制御ソフトとして、3次元マシンガイダンスシステムによるバケット刃先位置と重機位置の取得と、視線計測システムによるオペレータの視点位置を3DVRデータと連動させ、それぞれを正面ディスプレイへの表示に反映させる部分のシステム開発を行っています。また、ラジコンバックホウで動作する室内シミュレータにおいて、取得したラジコンの位置データを3DVRデータと連動させディスプレイに表示に反映する部分についても、対応いたしました。

現時点ではバックホウへの設置を確認しており、今後は解像度のさらなる高度化を図り、その他の建設重機や一般車両等への適用を目指します。

3次元設計データ表示システム構成

室内シミュレータ

操縦席からのディスプレイイメージ写真(左:夜間/右:昼間)


No.5
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東京本社に「デジタルツインメタバースショールーム with Web3」が完成

フォーラムエイト東京本社の新しい展示ルーム、「デジタルツインメタバースショールーム with Web3」が完成いたしました。

このショールームは、UC-win/Roadのクラスタ構成を使用し、映像を壁面(正面、左面、右面)と床面の4面に投射するCAVE(Cave Automatic Virtual Environment)型のもので、投影には高輝度短焦点プロジェクタを用いているため臨場感のあるものとなっています。

ショールームで体験できるコンテンツとして、トラス桁の内部構造や橋脚内の鉄筋を観察したり、海外の公園を散策したりできるVR空間をご用意しています。またF8VPS(フォーラムエイト バーチャルプラットフォームシステム)により、メタバース空間を実物大スケールで体感することも可能です。さらに、ヘッドマウントディスプレイを組み合わせれば、XR(AR・MR)も体験いただけます。

各種訓練・教育、デザインレビュー、遠隔コミュニケーション、エンターテインメントなど様々な分野に適用可能な「デジタルツインメタバースショールーム with Web3」にぜひお越しください。



No.6
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佐賀県武雄市のデジタルツインを構築し浸水・避難シミュレーションを提供
SAJスマートシティ研究会にて武雄市の人流データプラットフォームを開発・リリース

フォーラムエイトは、会員企業として参画する一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)のスマートシティ研究会にて、佐賀県武雄市における独自の人流データプラットフォーム開発に取り組み、当該サービスをリリースいたしました。

SAJでは武雄市との包括連携協定を締結しており、フォーラムエイトを含めた7社がSAJスマートシティ研究会のコンソーシアムとして参加しています。弊社は、この協定に基づくSAJと武雄市のアイデアソン/ディスカッション/ワークショップ参加や、武雄市への視察・社員旅行などを通して、同市との関係を深めてきました。

佐賀県武雄市とSAJの包括連携協定締結式 武雄市での視察 ワークショップの様子

本サービスはこれらのコンソーシアム企業7社によるサービスとデータを連携させる取り組みとなっており、開発した人流データプラットフォームは、以下の各社システムがデータ基盤で統合されています。この中でフォーラムエイトは、PLATEAUを活用してUC-win/Roadで武雄市のデジタルツイン環境を構築し、氾濫解析やEXODUSによる避難解析結果を可視化することで、武雄市内の浸水・避難シミュレーションを提供しています。

人流データプラットフォーム構成システム

  • 災害シミュレーション(株式会社フォーラムエイト)
  • データ収集のための人流分析カメラシステム※1(ネクストウェア株式会社)
  • 多言語情報サイト(株式会社システムシンク)
  • 流動人口データ※2(株式会社Agoop)
  • デジタルサイネージ(株式会社ビーティス)
  • 進行管理・移動検索コンテンツ(株式会社ヴァル研究所)
  • データ基盤開発(株式会社オープンストリーム)

※1 カメラ画像は自動分析後、直ちに破棄します。分析後のデータに個人情報は含まれません(ネクストウェア株式会社)

※2 スマホアプリより承諾を得たユーザーからのみ位置情報を取得しており、氏名や年齢等の個人情報は収集せず、プライバシー保護として位置情報から個人が特定できないように秘匿化処理をしたデータです(株式会社Agoop)

武雄市では、国内外の観光客の増加やコロナ禍以降の状況変化をふまえ、人気観光スポットへの集中や混雑、渋滞といった課題があり、回遊性を高めるコンテンツを用意し、武雄市の魅力が体験できる施策として、2023年7月に本プロジェクトの公募を開始し、SAJスマートシティ研究会の提案が採択された経緯があります。今後、本サービスで得られたデータをもとに、人流の増減を考慮した水害や避難所の分析、交通や地域の課題解決などへの活用が予定されています。

フォーラムエイトは、今後もスマートシティ研究会を通して、さまざまな分野で武雄市のデジタル化を推進し、スマートシティの実現を支援していきます。また、同市をモデルケースとして、他の自治体においても、地域課題の解決に貢献していく方針です。

人流データプラットフォームの全体像
観光用スマホサイトから避難地点別に視聴できる多国語対応の災害シミュレーション動画


(Up&Coming '24 春の号掲載)



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