下水道管本体鉛直断面、軸方向、管きょの接合部の耐震計算プログラム
初版リリース:2013.12.09/最新Ver.リリース:2025.12.17
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本プログラムは、『下水道施設の耐震対策指針と解説 -2025年版-/-2014年版-/-2006年版-』,『下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編 2015年版/2001年版』(公益社団法人日本下水道協会)に準じ、下水道管の鉛直断面・下水道管の軸方向・マンホールと管きょの継手部・管きょと管きょの継手部についての耐震計算および液状化の判定・浮き上がりの検討を行います。
下水道施設の耐震対策指針と解説 -2025年度版-への対応について
「下水道施設の耐震対策指針と解説-2025年版-」(以下、下水道施設2025)が発刊されたのに伴い、適用基準に下水道施設2025を追加し、以下の項目に対応いたしました。
対応内容
・レベル2地震時のタイプ1地震動を考慮
・設計応答速度に地域別補正係数を考慮
機能
RC管、陶管
強化プラスチック複合管、ダクタイル鋳鉄管
継手の計算
軸方向の計算
液状化の判定
「下水道施設の耐震対策指針と解説-2025年版-」対応
下水道施設では、これまで応答速度が大きいレベル2地震時タイプⅡのみ検討をしていましたが、下水道施設2025では、レベル2地震時タイプIの検討を行う必要があります。
その中で下水道管のような管路施設の耐震設計では、地震動タイプについてタイプⅠとタイプⅡの内、より大きい応答速度を用いて計算を行います。
設計対象地震動では、基準に沿った大きいほうを自動的に用いて設計に使用するだけではなく、レベル2地震時タイプⅠ、タイプⅡを個別にも選択できるようにします。
また、これまで浮き上がり検討や地盤沈下量について、レベル2地震時はタイプⅡの結果を反映していました。下水道施設2025では、地震動タイプの直接指定以外に最大沈下量となる地震動タイプを使用する選択を追加しました。
耐震計算マトリックス
| 管種 | 鉄筋 コンクリート管 (開削工法用) |
鉄筋 コンクリート管 (推進工法用) |
陶管 (開削工法用) |
硬質塩化 ビニル管 (ゴム輪接合) |
強化 プラスチック 複合管 |
ダクタイル 鋳鉄管 (自然流下管) |
||
| 地震動による | マンホールと 管きょの接続部 |
屈曲角 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 |
| 抜出し量 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | ||
| 管きょと管きょの 継手部 |
屈曲角 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | |
| 抜出し量 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | ||
| 鉛直断面の強度 | 耐荷力 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | ― | ― | ― | |
| 応力度 | ― | ― | ― | ― | Lv1・2 | Lv1・2 | ||
| 管軸方向の強度 | 管体ひずみ | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
| 応力度 | ― | ― | ― | Lv1・2 | ― | ― | ||
| 液状化 | 永久ひずみ | 抜出し量 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 |
| 地盤沈下 | 屈曲角 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | |
| 抜出し量 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | ||
| 傾斜地 | 永久ひずみ | 抜出し量 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 | Lv2 |
| 硬軟急変化 | 抜出し量 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | |
| 浅層不整形 | 抜出し量 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | |
▲対象管きょ:差し込み継手管きょ
| 管種 | 硬質 塩化ビニル管 (接着接合) |
ダクタイル 鋳鉄管 (圧送管) |
鋼管 | ||
| 地震動による | マンホールと 管きょの接続部 |
屈曲角 | Lv1・2 | ― | ― |
| 抜出し量 | Lv1・2 | ― | ― | ||
| 管きょと管きょの 継手部 |
屈曲角 | ― | Lv1・2 | Lv1・2 | |
| 抜出し量 | ― | Lv1・2 | Lv1・2 | ||
| 鉛直断面の強度 | 耐荷力 | ― | ― | ― | |
| 応力度 | ― | ― | ― | ||
| 管軸方向の強度 | 管体ひずみ | ― | ― | Lv1・2 | |
| 応力度 | Lv1・2 | Lv1・2 | Lv1・2 | ||
| 液状化 | 永久ひずみ | 抜出し量 | Lv2 | ― | ― |
| 地盤沈下 | 屈曲角 | ― | ― | ― | |
| 抜出し量 | Lv2 | ― | ― | ||
| 傾斜地 | 永久ひずみ | 抜出し量 | ― | ― | ― |
| 硬軟急変化 | 抜出し量 | ― | ― | ― | |
| 浅層不整形 | 抜出し量 | ― | ― | ― | |
▲対象管きょ:一体構造管きょ
Lv1・2:レベル1地震動、レベル2地震動で検討する項目、Lv2: レベル2地震動で検討する項目
― :耐震検討を必要としない項目
| (公社)日本下水道協会 | 下水道施設の耐震対策指針と解説 -2025年版- 下水道施設の耐震対策指針と解説 -2014年版- 下水道施設の耐震対策指針と解説 -2006年版- 下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編・後編 2015年版 下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編・後編 2001年版 |
| (公社)日本水道協会 | 水道施設耐震工法指針・解説 2009年版 I 総論 水道施設耐震工法指針・解説 2009年版 設計事例集 水道施設耐震工法指針・解説 1997年版 |
| (公社)日本道路協会 | 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成29年11月 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成24年3月 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成14年3月 |
| (公社)土木学会 | 平成8年制定 コンクリート標準示方書 設計編 |
| (公社)日本下水道協会 | JSWAS A-1 〈下水道用鉄筋コンクリート管〉 JSWAS A-2 〈下水道推進工法用鉄筋コンクリート管〉 JSWAS A-6 〈下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管〉 JSWAS G-1 〈下水道用ダクタイル鋳鉄管〉 JSWAS G-2 〈下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管〉 JSWAS K-1 〈下水道用硬質塩化ビニル管〉 JSWAS K-2 〈下水道用強化プラスチック複合管〉 JSWAS K-6 〈下水道推進工法用硬質塩化ビニル管〉 JSWAS K-14 〈下水道用ポリエチレン管〉 JSWAS R-2 〈下水道用陶管〉 JSWAS R-3 〈下水道推進工法用陶管〉 |
本体価格
価格は税込表示です
■本体価格
| 製品名 | 価格 |
|---|---|
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 | ¥253,000(税抜¥230,000) |
■フローティングライセンス価格
本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。
| 製品名 | 価格 |
|---|---|
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 | ¥101,200(税抜¥92,000) |
サブスクリプションサービス 契約価格
■サポート内容
・バージョンアップ無償提供 ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX) ・ダウンロードサービス ・保守情報配信サービス
※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。
価格は税込表示です
| 対象製品 | 初年度 | 1年 |
|---|---|---|
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 サブスクリプション | 無償 | ¥126,500(税抜 ¥115,000) |
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 サブスクリプションフローティング | ¥177,100(税抜 ¥161,000) |
■サブスクリプション料率変更に関する価格体系改訂のご案内
2025年7月1日より、F8-AI UCサポートを実装し製品は、サブスクリプション価格を製品定価の50%(上表)に改訂いたします。
■下水道管の耐震計算 Ver.3ユーザ様対象のサブスクリプション更新価格について
初回更新に限り、下水道管の耐震計算 Ver.4へのエンハンスト(Ver.3とVer.4の本体価格の差額)および上記の新サブスクリプション契約での更新となります。
エンハンスト費用
:¥8,800(税抜¥8,000)
エンハンスト費用フローティングあり
:¥12,320(税抜¥11,200)
■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能
■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能
■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。
※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。
※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。
レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス
価格は税込表示です
■レンタルライセンス
| 対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
|---|---|---|---|
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 | ¥113,850 | ¥134,090 | ¥164,450 |
■レンタルフローティングライセンス
| 対象製品 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
|---|---|---|---|
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 | ¥189,750 | ¥225,170 | ¥278,300 |
| 製品名 | アカデミー価格 |
|---|---|
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 | ¥202,400(税抜¥184,000) |
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
| 下水道管の耐震計算 Ver.4 | ||
| バージョン | リリース日 | 主なバージョンアップ内容 |
| 4.0.0 | 25/12/17 |
|
動作環境
| OS | Windows 10 / 11 | |
| CPU | Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU | |
| 必要メモリ(OSも含む) | OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境 | |
| 必要ディスク容量 | 約100MB以上(インストール時、および実行時) | |
| ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768以上 | ネットワーク | インターネットに接続できる環境 |
| 入力データ拡張子 | F4P | |
| ファイル出力 | HTML F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC |
|
| 他製品との連動 | 地盤データ(.fgd) BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震) マンホールの設計・3D配筋 更生管の計算 |
|
製品購入/お問い合わせ窓口
■FORUM8 オーダーページで購入
製品購入 - オーダーページ にて、バージョンアップ・新規製品・各種サービスの御見積作成・申込・決済ができます。
クレジット利用や、分割払いシステムでの購入も可能です。
ご質問は、バージョンアップセンタ(vc@forum8.co.jp)までお気軽にお問い合わせ下さい。
本製品は下水道管の耐震計算を行うプログラムです。耐震対策指針では、管きょの構造や材質、重要度等により、照査すべき項目が規定されています。このマトリックス表に基づき、下記に対応しています。
1.鉛直断面(耐荷力)の計算
2.鉛直方向断面(応力度)の計算
3.管軸方向の計算
4.管きょの継手部の計算
主な機能は以下の通りです。
適用基準および参考文献は以下の通りです。
| (公社)日本下水道協会 | 下水道施設の耐震対策指針と解説 -2025年版- 下水道施設の耐震対策指針と解説 -2014年版- 下水道施設の耐震対策指針と解説 -2006年版- 下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編 2015年版 下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編 2001年版 |
| (公社)日本水道協会 | 水道施設耐震工法指針・解説 2009年版 I 総論 水道施設耐震工法指針・解説 2009年版 設計事例集 水道施設耐震工法指針・解説 1997年版 |
| (公社)日本道路協会 | 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成29年11月 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成24年3月 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成14年3月 |
| (公社)土木学会 | 平成8年制定 コンクリート標準示方書 設計編 |
| (公社)日本下水道協会 | JSWAS A-1 〈下水道用鉄筋コンクリート管〉 JSWAS A-2 〈下水道推進工法用鉄筋コンクリート管〉 JSWAS A-6 〈下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管〉 JSWAS G-1 〈下水道用ダクタイル鋳鉄管〉 JSWAS G-2 〈下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管〉 JSWAS K-1 〈下水道用硬質塩化ビニル管〉 JSWAS K-2 〈下水道用強化プラスチック複合管〉 JSWAS K-6 〈下水道推進工法用硬質塩化ビニル管〉 JSWAS K-14 〈下水道用ポリエチレン管〉 JSWAS R-2 〈下水道用陶管〉 JSWAS R-3 〈下水道推進工法用陶管〉 |

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