All about FORUM8 Products. 19th FORUM8 DESIGN FESTIVAL 2025 3DAYS+EVE 第19回フォーラムエイトデザインフェスティバル 品川インターシティホール・ホワイエ EVE11.18Tue 11.19Wed-11.21Frimargin-left:auto

09:50 - 11:00REAL+ONLINE

第11回 最先端表技協・最新テクノロジーアートセッション

開会 あいさつ9:50 - 10:10

「第19回 FORUM8デザインフェスティバル開催のご案内」

代表取締役社長 伊藤 裕二

会長あいさつ10:10 - 10:20

最先端表現技術利用推進協会 会長

長谷川 章 氏


講師プロフィール

デジタルアートクリエイター
1947年石川県小松生まれ。日本民間放送連盟TVCM 部門最優秀賞を始め、ACC賞など数々の賞を受賞。NHK大河ドラマ「琉球の風」を始めNHKニュース、中国中央電視台(CCVT)ロゴ、企業TVCMなど、数千本を制作。

第9回 羽倉賞発表10:20 - 11:00

表技協では最先端表現技術の一層の普及促進を図るために「羽倉賞」を創設いたしました。羽倉賞は、分野を問わず最先端の表現技術を活用した作品や取り組みを通して社会に貢献した功績を表彰することで、表現技術の質を高め幅広い分野での普及に貢献することを目的としています。この受賞作品を紹介すると同時に表彰式を実施しました。

▲表彰式の様子(2025年11月21日 品川インターシティホールとオンラインにて開催)

プレゼンテーション11:00 - 11:20

「最先端表現技術普及活用支援の取り組み、デジタルツイン・メタバース・AI・NFTの活用」

フォーラムエイト 技術・広報マネージャ

小屋 晋吾

最先端表現技術利用推進協会(表技協)における、各種取組について紹介しました。表技協の活動目的、表現技術検定および表現技術検定公式ガイドブック「1日でわかるシリーズ」の紹介、掲載事例(デジタルツイン、メタバース、NFTなど)、協会への入会について紹介しました。

プレゼンテーション 211:20 - 11:50

「多発する水害に対するUC-1シリーズの有効性とAI・Cloud化への取り組み」

フォーラムエイト執行役員 UC-1開発マネージャ

中原 史郎

近年頻発する線状降水帯やゲリラ豪雨による水害への備えとして、河道の一次元不定流計算と氾濫原の二次元浸水氾濫解析により洪水浸水想定区域図が可能な新製品「浸水氾濫解析システム」をデモンストレーションを交えて紹介しました。また急速に進むAI・Cloud化に対応する最新情報として、全製品で対応を進めているF8-AI™ UCサポート/AI チャットでの設計サポート機能、UC-1シリーズの完全Cloud化第1弾となるUC-1 Cloud RC断面計算(旧基準)Complete、タブレット入力対応の橋梁点検支援システムについてデモンストレーションを交えて紹介しました。

13:15 - 14:25REAL+ONLINE

第18回 国際VRシンポジウム

建築・土木・都市計画等の分野における国際的な研究者のグループ「World16」メンバーによる、VR活用提案の発表・議論の場として開催されてきた国際VRシンポジウム。研究・開発、弊社パッケージ製品への展開についての成果発表が、アリゾナ州立大学の小林佳弘氏の進行により開催されます。米国・フェニックス(2008)でスタートし本年第16回目を迎えたサマーワークショップのVR活用提案において、より優れた取り組みにフォーカスした発表を実施しました。

World16 Chair あいさつ

「国際VRシンポジウム、世界のXR、AI研究最先端
〜第16回サマーワークショップより」

アリゾナ州立大学 コンピュータAI学科 教授

小林 佳弘 氏

この夏イタリア、ローマ・サピエンツァ大学で開催されたワークショップにおいて、World16の研究者たちが提案したプロジェクトの紹介およびレビューを行いました。本年度は、急速に進化を遂げる最新AI技術と既存の3Dツールをどのように連携していくかをテーマにしています。実際にフォーラムエイト社の複数のソフトをAI(LLMとプロンプト)で同時に動かすためのMCP技術や、次世代型デジタルツインのための実装・開発の様子を解説いただきました。将来展望としては、実用化には試行錯誤と、MCPサーバー技術による複数ソフトとの連携が今後の鍵となることも示されました。

特別講演 1

「米国におけるAI拡張型建築デザインの最新動向:
生成モデルによる創造性とワークフローの強化」

ニュージャージー工科大学 芸術デザイン学科 准教授

楢原 太郎 氏

建築デザインへのAI活用プロセスを、研究やコンペ事例とともに紹介いただきました。AIイメージから着想を得て、歩行者にやさしい街路や、美しさと機能性を両立した都市空間を素早く可視化。夜景・天候・バリエーションも自在に変え、不動産分野では「雰囲気」を伝え、市民参加型の都市計画では直感的な意見共有にも活用が期待されています。一方で、実際の建設とのギャップをどう埋めるかという課題も提示されました。

特別講演 2

「XR・メタバース最前線
― AI・3D再構成・デジタルツインが切り拓く新たな地平」

大阪大学 環境エネルギー工学科 教授

福田 知弘 氏

AIによる高度な解析や3D再構成、そして現実世界を精緻に映し出すデジタルツインの発展についてご講演いただきました。具体例として、深層学習を使って写真から空や建物を解析し、ビル取り壊し後の景観を、ドローンを統合しながらMR空間上で即時に再現する技術を紹介。2次元の写真からスケールのずれを補正しながら3Dモデルを自動生成し、「まだ存在しない都市」をメタバースの中で検証します。次世代の都市デザインと防災の可能性についてご紹介いただきました。

14:25 - 15:45REAL+ONLINE

-第19回 デザインカンファランス - The 19th Design Conference

気候変動に伴う極端気象の増加や頻発する地震などの複合災害に対し、減災に向けた取り組みについてご講演いただきました。その他、国土交通省の推進するBIM/CIMおよびi-Constructionを視野に入れて、DXや耐震・防災・情報化施工等におけるフォーラムエイトソリューションの展開を発表しました。

特別講演14:25 - 15:15

「浸水氾濫モデルの開発の歴史と洪水リスク評価モデルへの発展」

芝浦工業大学 名誉教授

守田 優 氏


講師プロフィール

1976年、東京大学工学部土木工学科卒業。芝浦工業大学名誉教授。専攻は、都市水文学、特に、地下水と都市河川・都市雨水排水。

講演内容

都市浸水氾濫モデルは、不定流計算など水理モデルの直接的適用、また解析ツールとしてのコンピュータの性能向上により、1990年代から急速に発展してきました。現在では、都市域の浸水ハザードマップの普及、気候変動の影響評価など、水害対策においてますます重要性を増してきています。本講演では、浸水氾濫モデルの開発の歴史を振り返り、洪水リスクの定量的評価、不確実性の導入など、浸水氾濫モデルの今後の課題について解説いただきました。

プレゼンテーション 315:15 - 15:45

「FEM解析ソリューションの最新情報とシミュレーション事例」

フォーラムエイト 解析支援グループ グループ長代理

松山 洋人


Engineer’s Studio®においてニーズが高いプッシュオーバー解析への対応やモデリングソフトShade3DとFEM解析ソフト(FEMLEEG®)連携をはじめ、業務の効率化に有用な構造・地盤のFEM解析ソリューションの新機能を事例を交えて紹介しました。また浸水氾濫をはじめとする各種災害シミュレーションを活用したリスクの評価、3DVRによるリスクの可視化・対策検討についても紹介しました。

16:00 - 17:00REAL+ONLINE

-第12回 ナショナル・レジリエンス・デザインアワード 各賞発表と表彰式-
The 12th National Resilience Design Award

  • 第12回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード

    国土強靭化に資する優れた事例・成果が集結!
    国土強靭化に資する具体的な活用事例と成果が集う「ナショナル・レジリエンス・デザインアワード」。エンジニアをはじめとした関連分野の皆様にとって情報提供・技術研鑽の場となることを願って、構造解析(土木・建築)、地盤工学、水工学、防災の分野を対象とし、優れた作品を紹介・表彰しました。
    過去の受賞作品

▲表彰式の様子(2025年11月21日 品川インターシティホールとオンラインにて開催)